EDUCATION&RESEARCH

教育・研究

調理を通して、食教育について考える

教育学部 杉山久仁子


概要

この授業は、食品の特性と調理の理論を理解し、それを踏まえた調理技術を習得し、中学校家庭科における調理を通して食育を実践できる能力を育成することを目的としている。この実習では様々な食材を扱い、でんぷん、たんぱく質、脂質など食品に含まれる成分や食品の構造の変化と調理との関係を学ぶ。1尾魚を調理することで動物の命を大切に食べることを考えたり、行事食や郷土料理を通して食文化について考えたり、食品の廃棄量やガス、水などの使用方法に着目した環境に配慮した調理実習等を行っている。授業の最初に対象献立に関する調理理論について解説をし、その後2人~4人のグループで実習を行い、その後授業を振り返り、教科書等で再度理論を確認してレポートをまとめる。

特徴・効果・独創的な点

  • 食品の特性をいかし、安全で衛生的な調理をすることができる
  • 調理を通して、食文化や環境への影響を考えることができる
  • グループでの調理を通して学び合い、調理計画の重要性について確認する

関連報告

  • 山崎清子ら(2021)NEW調理と理論第二版、同文書院
  • 杉山久仁子編著(2003)エコライフを実践する、丸善
図1 手開きしたいわし
図2 いわしのかば焼き献立
図3 行事食(正月料理)
図4 環境に配慮した調理献立(残り野菜・冷飯の利用、オーブンでの揚げ物調理・複数同時調理)