EDUCATION&RESEARCH

教育・研究

生活構築の歴史を探る

教育学部 多和田雅保


概要

江戸時代を中心とする日本前近代の歴史資料をとりあげて、可能な限りていねいに読解し、精緻に解釈するための能力を獲得する。また歴史資料の読解を通じて前近代の歴史像を探るための基礎的な手法を習得する。さらに前近代の歴史資料が地方に多数保存されている状況をふまえつつ、史料調査の意義について理解する。史料講読A(春学期)では、信濃国(現長野県)の「村」と「町」で暮らした庶民に注目し、生活をどのように成り立たせたかを学ぶ。史料講読B(秋学期)では、江戸時代の政治・文化・経済・社会などにかんする歴史資料を幅広くとりあげて読む。

特徴・効果・独創的な点

  • 庶民の生活に即した歴史理解の方法の獲得
  • 地域社会を研究するための多角的な方法の学修
  • 地域を素材とした学校教材の開発方法の研究

関連論文

  • 多和田雅保「歴史研究を通じた地域創造の試み―飯田市の場合―」『歴史科学』179・180合併号、2005年5月
  • 多和田雅保「社会認識の視座と歴史教育」『歴史科学』209号、2012年5月
図1 長野県小布施町フィールド調査①
図2 長野県小布施町フィールド調査②
図3 研究室所蔵古文書